投資〜種類別4から〜

前回は「株式投資」「投資信託」「ETF(上場投資信託)」の話しをしました。
今回も続けて投資の種類を話していこうと思います。

REIT不動産投資信託

・複数の出資者から資金を集めて不動産に投資して、その家賃収入や売却益などを分配するもの。

REIT不動産投資信託)がおすすめの人

不動産投資に興味はあるが、資金が不足している人

手続きや管理などを任せてしまいたい


REITは、不動産投資信託とも呼ばれる投資で、不動産投資法人が投資者から資金を集めて不動産投資を行い、投資者に利益を分配するものです。
不動産投資には、通常多額の資金が必要なので、分散投資は難しくなります。
しかし、REITでの投資であれば資金の一部を出資するだけなので、簡単に分散投資が可能です。


○メリット
少ない資金で複数の不動産に分散投資ができる

不動産の専門家に運用を任すことができる

実物に比べて流動性が高い

○デメリット
上場廃止リスク、倒産リスクがある

価格や分配金が金利の影響を受けやすい


iDeCo(個人型確定拠出年金

・毎月一定の掛け金を積み立てて、60歳以降にその資産を受け取ることができる。
積み立てた資金は、定期預金や投資信託、保険などで運用する。
積み立てる掛け金は所得控除になり、利益にも税金がかからない。
年金として受け取る際も控除が受けられる。
iDeCo(個人型確定拠出年金)がおすすめの人

老後に向けて、じっくりと資産形成したい方

節税しながら投資したい方

○メリット
節税効果がある

掛け金を自分で設定できる

商品数が限定されて選びやすい

○デメリット
60歳までは原則として引き出せない

元本割れリスクがある


国債(個人向け)

・国が発行する債券を買うことで、国に対してお金を貸すこと。
貸したお金は、期日になると返却され、その期間に応じて利息が付く。
国債(個人向け)がおすすめの人

堅実な投資をしたい人

利回りが預金より高ければいい人

○メリット
国が元本を保証している

最低金利保証があり、預金よりも高金利

途中で一部換金も可能

○デメリット
すぐに換金することができない

投資信託と比較すると金利は低い

購入のタイミングが決まっている


まだまだたくさんの投資の種類があります。